解説テキスト
健康保険は『標準報酬月額』で計算する
健康保険では、毎月の給与そのものをそのまま使うのではなく、一定の幅に区切った『標準報酬月額』で保険料や給付額を計算します(第40条)。月々の給与が多少上下しても、等級に置き換えて処理することで、制度運営を安定させる仕組みです。
| 項目 | 健康保険 | ポイント |
|---|---|---|
| 下限 | 58,000円 | 第1級 |
| 上限 | 1,390,000円 | 第50級 |
| 等級数 | 50等級 | 試験の定番数字 |
報酬には基本給だけでなく各種手当も入る
標準報酬月額のもとになる『報酬』には、基本給だけでなく、通勤手当、役付手当、住宅手当など労務の対償として受けるものが広く含まれます。名称ではなく実質で判断するので、『手当だから入らない』と決めつけないことが大切です。
まず押さえる数字
健保の標準報酬月額は『58,000円から1,390,000円までの50等級』です。
保険料だけでなく給付計算にもつながる
標準報酬月額は、毎月の保険料計算だけでなく、傷病手当金や出産手当金などの額を考える土台にもなります。そのため、標準報酬の章は単なる保険料計算ではなく、後の給付論点の前提知識として非常に重要です。