解説テキスト
賞与には『標準賞与額』を使う
賞与については、標準報酬月額とは別に『標準賞与額』で保険料を計算します。健康保険では、実際の賞与額から1,000円未満を切り捨てた額を標準賞与額とし、年度累計573万円が上限です。月給と賞与で使う仕組みが違うので、ここも横断で問われやすい論点です。
| 項目 | 内容 | 数字 |
|---|---|---|
| 標準賞与額 | 賞与額を1,000円単位にした額 | 1,000円未満切捨て |
| 健康保険の上限 | 年度累計 | 573万円 |
| 使う場面 | 賞与保険料 | 月額計算とは別ルート |
産前産後休業や育児休業の後は改定の特例がある
出産や育児の後に勤務時間や賃金が変わることが多いため、健康保険には産前産後休業終了時改定や育児休業等終了時改定があります。通常の随時改定より早く、実際の働き方に合った標準報酬月額へ見直せるようにする仕組みです。
将来の給付にも影響する
標準報酬月額や標準賞与額は、保険料だけでなく、傷病手当金や出産手当金、将来の年金額などにもつながる基礎情報です。単なる事務手続ではなく、被保険者の負担と給付の両方に影響する重要項目として理解しましょう。
月給と賞与を分ける
月給は標準報酬月額、賞与は標準賞与額。ここを混ぜないことが大切です。