解説テキスト
請求期限は原則2年
脱退一時金は、最後に公的年金制度の被保険者資格を喪失した日から2年以内に請求する必要があります。資格喪失日に日本国内に住所があった場合は、その後初めて国内住所を有しなくなった日から2年以内で考えます。
支給額計算に使う月数は60月が上限
短期在留外国人の滞在実態の変化を踏まえ、2021年4月以後は、支給額計算に用いる月数の上限が36月から60月へ引き上げられています。したがって、長く加入していても計算に使うのは最大60月までです。
厚年の脱退一時金は平均標準報酬額ベース
厚生年金保険の脱退一時金額は、平均標準報酬額に支給率を乗じて計算します。試験では細かな計算式よりも、平均標準報酬額を基礎にし、加入月数は最大60月までという骨格を押さえるのが重要です。
| 論点 | 内容 | 数字 |
|---|---|---|
| 請求期限 | 資格喪失等から2年以内 | 2年 |
| 上限月数 | 支給額計算に使う月数 | 60月 |
| 改正時期 | 上限36月→60月 | 2021年4月以後 |
| 計算の土台 | 平均標準報酬額 | 厚年らしい計算 |
2年と60月
脱退一時金は『請求期限2年』『計算上限60月』の2つの数字をまず押さえます。