社会保険に関する一般常識 / 社会保障の歴史

1961年の国民皆保険・皆年金

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解説テキスト

1961年に国民皆保険・国民皆年金が実現

厚生労働省の資料では、1961年に国民誰もが公的医療保険に加入できる国民皆保険と、公的年金保険に加入できる国民皆年金が実現したとされています。日本の社会保障史で最も重要な節目の一つです。

医療は健保と国保、年金は厚年と国年の並立

皆保険・皆年金は、全国民が一つの制度に入るという意味ではありません。医療では健康保険と国民健康保険、年金では厚生年金と国民年金が並立し、就業形態などに応じていずれかの制度に加入する形で実現しました。

『漏れなくどこかに入る』仕組みが完成

この時期に、被用者向け制度と地域住民向け制度の組み合わせにより、制度のすき間を小さくする発想が明確になりました。現在の社保・国保・厚年・国年の構造を理解する土台でもあります。

分野1961年の到達点制度構造
医療国民皆保険健保 + 国保
年金国民皆年金厚年 + 国年
全体全国民をいずれかへ包摂就業形態対応
一制度への一本化ではない

皆保険・皆年金は、一つの制度に全員が入ることではなく、誰もがいずれかの制度に入る仕組みの完成です。

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